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80、100、70、60、40☆200☆(レクサス)
ランドクルーザー(LAND CRUISER)最新情報

やっぱりランドクルーザーは80(ハチマル)

・世界のトヨタが作るクロカン4駆

1980年代から、ブームとしてのアウトドアが起きるとクロカン4駆の人気が急上昇する。その人気をリードしていたのはパジェロ(三菱)で、これにビッグホーン(いすゞ)が続く形となっていた。乗用車的な設計手法をいち早く採用し始めた三菱、いすゞに対し、トヨタは商用車メインの4WDだった60系の装備を乗用車的にマイナーチェンジしたり、70系の派生車種「プラド」などで対抗したものの、そのリードを取り戻すことはできなかった。そこで1989(H1)年、満を持して投入されたのがランドクルーザー(愛称=ランクル)80系(ハチマル)である。
 角張り武骨である60系(ロクマル)から一転、丸みのあるフォルムを採用した。インテリアについてもTOYOTA製の上級サルーンカーを思わせるようなソフトなものになり、乗用車からの乗替えユーザーの取り込みに成功する。
人気を博したクラウンのCMコピーをもじって「いつかはランクル」とまで言わしめていた。また、ソフトな見た目とは裏腹に、メカニズムは本格派。悪路の走破性についてはランクル60を上回り、現在も「世界最高レベル」として十分通用する実力をもっている。ワゴン系には3列シートが用意され、乗車定員は8名。全長約5mのボディをもつだけに、多人数の使用にも十分に堪えるクロカン4駆のできあがりだ。


・新しいメカニズム

ランクル80(ハチマル)の新しいメカニズムといえば、4輪コイルリジッド式サスペンションだ。60系(ロクマル)に装備されていた板バネを使ったリーフリジットサスに較べ、オフロードの走行性はもとより、オンロードでの乗り心地も数段向上している。4WDのシステムは、メカニカル式センターデフを持つ正統派フルタイム4WDである。悪路の走行用にはローレンジ(MTBの前ギアに相当する)も備えた本格派だ。エンジンはガソリン、ディーゼルともに4バルブ化以降のものが良いであろう。ガソリンタイプのエンジンはDOHC4バルブとはいえ低速トルクがたっぷりあり、ディーゼルターボについても高圧噴射を採用しており、黒煙については目視不可能なレベルになっている。


・ランクル80 内装

内装については、トヨタ製上級サルーンのデザインと質感を持っており、乗車している時には、オフロードカーに乗っているという印象は無い。最上級グレードであるVXLimitedには、本革シートも装備している。1995年からインパネが一新されており、若干ではあるがオリジナリティが加えられている。
 ワゴンタイプは多人数の乗車を想定しているので3列シートの8名乗車。全てのシートには5段階のリクライニング機能、またセンターアームレスト(セカンドシートのみ)が装備されており、どの席に座ってもゆったりできるようになっている。一方、バンタイプは積載能力重視の設計になっている。通常2名の乗車定員になっているが、跳ね上げ式のセカンドシートを利用することで最大5名まで乗車できるようになる。


・それでも改造(ドレスアップ)

ランクルは新しく納車された時点でも、非常に魅力的かつ十分な機能を備えている。しかし、ランクルオーナーにとっては、それだけで満足はできない。より、オリジナリティの高いもの、自分だけのランクル80(ハチマル)にしたいのである。手に入れる前から、マフラーやバンパーやグリルなど各パーツについて、どこをドレスアップするかを決めている場合もあれば、乗ってみて、あれこれと手を加える場合もある。いずれにしても、自分だけのランクルを創っていくのだ。