ランクル プラドというと、
ランクル愛好家の方であれば、ランクルを除いた「プラド」と呼んでしまうことが多いかも知れない。
ランドクルーザープラドの歴史は、トヨタのランドクルーザー70系ワゴンとして登場したことから始まっています。ランクル プラドの名は、プラドと略されることが多く、ランドクルーザーの派生車種というよりも、別の車種・自動車として発展しているといって良いと思います。
プラドは、70系の後を継ぐ90系からはハイラックスサーフとフレーム、サスペンション、エンジンが共有化され、ランドクルーザーを名乗るものの、プラドはハイラックスサーフのグループとなりました。プラドはハイラックスサーフが若者世代を狙うのに対して、大人の乗る高級SUVといった位置付けです。
現在の120系プラドは高級SUVの位置付けが強く、かつて70系が悪路の走破性を売りにしていた頃とはちょっと違った位置付けになっています。またプラドはレクサスGX470としても発売されており、いずれはレクサスブランドに統合される可能性もありそうです。
先代モデルにあたる90系プラドのウリであったカジュアル路線だけではなく、そこにラグジュアリーテイストを盛り込んだのがこの120系プラド。
エクステリアデザインも力強さよりも、ゴージャスさを強調しすぎた感があり、ランドクルーザーオーナーからしてみると、ちょっと魅力にはつながらない部分です。もちろん、好き嫌いが明確に分かれるデザインテイストや、気軽に乗れるというスタンダード的な意味合いが薄れたことも120系プラドの位置付けを非常に曖昧にしています。さらに、一部グレードになりますがリヤにエアサスペンションを奢り、本革シートを標準装備し、電子制御によってトラクションをコントロールするなど、ハイテクそしてラグジュアリー装備を搭載していること、全グレードをATのみとするなど、ランクルオーナーが期待している雰囲気、ハードウェアが見当たらないこともその一因といえるでしょう。
やはり、ランクルオーナーにとっては、シンプルな装備とMTを組み合わせたようなベーシックなグレードがあれば、また、違った受け入れ方になったでしょう。

